トルコリラ円は20円を目前に足踏み【トルコリラ円レポート2019年1月11日】

トルコリラ円は20円を目前に足踏み【トルコリラ円レポート2019年1月11日】

トルコリラレポート

2019年1月11日のトルコリラ状況

 9日のNY時間にFOMC議事録が公表されたことで、利上げ期待が後退し、全般的にドルが売られる流れとなりました。

 ドル円やドルトルコリラが下落する結果になっています。

 米国の利上げ期待後退自体は、トルコリラにとっては追い風なんですね。
 これまで米国の利上げのたびに、新興国から資金が引き戻され、結果的に新興国通貨が下落する要因になっていましたので……。

 とはいえシリアを巡る米国との関係悪化が逆風ともなっており、ドルトルコリラで一辺倒にドル売り、とはいかず、なんやかんやで相殺されて、結局はドル円の動きに倣う形になってしまっているようです。

 ドル売りによりドル円は下落していますので、トルコリラ円も円高に引っ張られて下落しており、先日の10日の欧州時間には一時19.5円台まで値を下げました。

 あまり良いニュースの無い中、もう一つのトルコリラ売りの要因になっている来週の政策金利発表について、JPモルガンがトルコ地方選挙の行われる3月まで利下げはしないと期待する、という見解を示したようです。

 このような多少は前向きなニュースや、107円台まで下落していたドル円が108円台半ばまで値を戻したことなどにより、トルコリラ円も19円台後半まで上昇しました。

 しかし20円台を目の前にして足踏みすることになっています。

 となると、今後の動きはとりあえずはドル円次第ですので、東京時間はドル円の上昇に期待したいところです。

 日経平均株価も一応はプラスで始まっていますので……今週最後の本日も、堅調推移になって欲しいものですね。

ドル円動向


リアルタイムチャート USD/JPY


 先日のドル円は108円台を割り込み、107円台へと下落したものの、そこから持ち直す展開となりました。

 FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長が、追加利上げには慎重を示しつつも、バランスシートの縮小継続に前向きな姿勢を示したことにより、ドル買い要因となったようです。

 これにより、一時は107.7円台であったドル円は108.5円台まで反発しました。

 多少持ち直したドル円ですが、相変わらず米政府機関一部閉鎖が継続するなど、不透明な要因が存在することもあり、すんなりとドル買いが進む状況ではないかもしれません。

トルコリラ動向

USD/TRY


リアルタイムチャート USD/TRY


 今週では9日に5.5423リラまで上昇したドルトルコリラですが、その後じわじわと値を戻し、先日のNY時間には5.4リラ付近までトルコリラが買い戻されました。

 その後のパウエル議長の発言などもあってややドル買いに振れましたが、5.4300リラ付近での推移が継続しています。

TRY/JPY


リアルタイムチャート TRY/JPY


 そしてトルコリラ円ですが、先日はじり安が進み、欧州時間開始直後くらいに19.5円台まで下押しされました。

 今週はよろしくない下落トレンドになりつつあったのですが、19.5円を底に先日は反転し、またじわじわと値を上げて、NY時間には20円寸前にまで回復しました。

 その後は19.9円台を維持し、本日の早朝のオセアニア時間にも20円台寸前にまで値を伸ばすも、やはり届かず、19.9円台での値動きが継続しています。

 20円の壁がなかなかに厚いですね。

 できればここを突破して今週を終えて欲しいところですが、いつものように下落する可能性もありますので……今は警戒しつつ見守るしかないといったところでしょうか。

■参考⇒トルコリラ・メキシコペソ・南アフリカランドと資産運用方針【2019年版】

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