トルコリラ円、2018年2月第5週の見通し【トルコリラ円デイリーレポート2018年2月26日】

トルコリラ円、2018年2月第5週の見通し【トルコリラ円デイリーレポート2018年2月26日】

2018年2月26日 トルコリラ円チャート

先週のトルコリラ円概要

 先週のトルコリラ円は弱含みとなりました。
 主な原因はシリア情勢ですね。

 トルコの隣国であるシリア北西部に位置するアフリンのクルド人勢力に対し、トルコ軍は越境攻撃を継続。
 これに対してシリアのアサド政権側部隊がアフリンへと入り、トルコとアサド政権による衝突が警戒されました。

 ただしこの時に現地へと入ったアサド政権側部隊というのは、正しくはアサド政権を支持する民兵であったようで、正規軍が動かなかったことは多少でも良かったというべきかもしれません。
 しかし警戒感が増したことは事実でした。

 このようなマイナス要因もあったなか、それでもトルコリラ円は28円台を死守し、下げ渋りました。

今週の見通し

 今週もシリア情勢がトルコリラが動く材料になりそうですが、希望的観測ではあるものの、警戒感は和らぐではないか、という見方があるようです。

 国連安全保障理事会ではシリア停戦決議案が検討されており、これをロシアが支持する意向を示唆。
 ロシアはアサド政権の後ろ盾でもあり、ロシアがこれを支持することでアサド政権とトルコとの軍事衝突は回避される公算が高いとみられているようです。

 ただだからこそ万が一があった場合は、大きく反応するかもしれません。

 ともあれ見通し通りとなれば、トルコリラへの売り圧力もある程度弱まり、現状維持となるでしょう。

ドル円動向

 本日のドル円は弱含みとなりました。

 東京時間、一時107.20円まで上昇したドル円でしたが、その後急落し、106.30円台まで下落しました。
 どうやら月末絡みの国内需要筋のドル売りがきっかけとなって反転し、ドル売りが広がったようです。

 その後持ち直し、20時現在では106.60円台での推移となっています。

トルコリラ動向

USD/TRY

 3.7890リラ付近で始まったドルトルコリラですが、本日は東京時間から大きく動き、ドル売りが優勢となっています。

 一時3.7770リラ付近までリラは上昇し、その後は3.7800リラ付近での揉み合いが続いています。

TRY/JPY

 開始後、ドル円の上昇に伴って28.252円まで上昇したトルコリラ円でしたが、どの後ドル円が失速したことで28.094円まで下落。

 しかしドルトルコリラでもドル売りとなったことで持ち直し、欧州時間に入る頃には28.20円台付近まで回復し、その後は揉み合いとなっています。

 今週もスタートしましたが、相変わらず28円台前半での下げ渋りとなっています。
 なかなか反転の兆しがみえないトルコリラ円ですが、とにもかくにもここで踏ん張ってもらうのが、まず第一ですね。

 今週も無難にすんで欲しいものです。

 ■参考
 トルコリラ円の見通しと資産運用【2018年版】

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