トルコリラ急落! トルコ中銀政政策金利を8.00%に据え置きを受けて 【トルコリラ円デイリーレポート2017年12月14日】

トルコリラ急落! トルコ中銀政政策金利を8.00%に据え置きを受けて 【トルコリラ円デイリーレポート2017年12月14日】

2017年12月14日 トルコリラ円チャート

■2017年12月14日のトルコリラ円動向
 本日は注目のトルコ中銀による政策金利の発表となりました。

 結果は……

 トルコ中銀政策金利 結果8.00%
 翌日物貸出金利 結果9.25%
 後期流動性貸出金利 結果12.75%

 というわけで、ぱっと見た目、据え置きという結果でした。

 いや、後期流動性貸出金利に関しては、市場の予想で13.25%の利上げを予想していたのですが、12.75%の引き上げに留まっており、完全据え置きというわけでもなく……要は一応の利上げにはなっているのですが……。

 ともあれこの結果を受けて、トルコリラは売り優勢。
 いわゆる失望売りとなっているようです。

 一部予想では後期流動性貸出金利の1.0%以上の利上げが必要、とか何とか言われていただけに、大いに失望を誘ってしまったようですね。

 市場では大幅な利上げを織り込んでこれまで上昇していたはずなので、この結果を受けてトルコリラの値下がりは続くかもしれません。

 しかし……この予想外な結果は、何かしらエルドアン大統領の圧力があったのか、無かったのか。

 トルコリラにとって、厳しい日々は続きそうです。

ドル円動向

 先日のNY時間にはFOMCで政策金利が発表され、円高進行となりました。

 こちらはトルコリラと違って予想通りに利上げは行われたのですが、結果はドル売安円高となり、112円半ばまで急落しました。

 どうやら2人のFOMCメンバーが利上げに反対していたことなどが、売り要因になったようです。

 まあドルトルコリラではドル売りになったため、トルコリラ円は多少は相殺されて持ち堪えましたが、円高進行は現状のトルコリラにとっては厄介なことになりそうですね。

トルコリラ動向

USD/TRY

 トルコ中銀政政策金利の発表を受けて、一気にトルコリラが売り込まれ、ドルトルコリラは急騰。

 3.8350付近から3.8900付近まで上昇し、一時は前日比2.0%以上も上昇しました。

 トルコリラは完全に失望売りにさらされてしまったようです。

 20時現在ではいったん反動で3.8750付近までリラが買い戻されてはいますが、それでも前日比1.6%以上もリラ安ドル高で推移していますので、リラにとっては厳しい結果となったことは、間違いないようです。

TRY/JPY

 そして肝心なトルコリラ円ですが、予想外に上げ幅の少ない利上げに、急落しました。

 何だかんだで29円台半ばを保ってきていたのですが、29円割れまで下落が加速。

 その後多少持ち直して29.10円前後付近あたりで落ち着いてはいるものの、再び29円割れがちらついてくるわけでして、なかなかどうして思ったようにはいかないのが現実のようです。

 まあ発表前になり、じりじりと今日のトルコリラは軟調になっていたので、何となく嫌な予感はしていたのですが……悪い予感ばかり当たってしまうのは、皮肉なものです。

 ともあれ、今後どうなるのか。

 一応の利上げには違いはないので、ここで踏み止まって上昇に転じてくれるのか、それともこのまま下落トレンドに逆戻りするのか。

 年内いっぱいも、落ち着けない感じになりそうですね。

スポンサードリンク

トルコリラレポートカテゴリの最新記事