トルコ中銀介入の可能性について、トルコ大統領顧問発言【トルコリラ円デイリーレポート2017年11月30日】

トルコ中銀介入の可能性について、トルコ大統領顧問発言【トルコリラ円デイリーレポート2017年11月30日】

2017年11月30日 トルコリラ円チャート

■2017年11月30日のトルコリラ円動向
 30日、トルコのエルドアン大統領の主席経済顧問であるセミル・エルテム氏の発言があったようです。

 それによると、トルコのインフレ率は2018年初めに急低下すると予想。
 しかし今月末には高水準になる可能性も指摘しました。

 また注目の為替相場については、先週にドルやユーロに対し、史上最安値を記録していたトルコリラですが、今後の一段安の展開は予想しないとした上で、為替相場が目標に影響を与える場合はトルコ中銀が金利やその他の措置で介入すると発言したようです。

 この発言がどのタイミングであったのかは不明ですが、その発言を受けてか否か、珍しくトルコリラ買い優勢となっていますね。

 ちなみに本日はトルコの経済指標が発表されています。

 トルコ10月貿易収支
 前回-81.4億USD 予想-74.0億USD
 結果-73.2億USD 改定値-81.5億USD

 予想よりも少し良かった、といったところでしょうか。

 この結果もリラ高の追い風になっている……と思いたいところですね。

ドル円動向

 本日のドル円は堅調に推移しています。

 東京市場において日経平均株価が三桁高まで上昇したことを受けて、ドル円はリスク選好の円売りに繋がって、112円台を回復。

 各クロス円も円売りとなって上昇し、112円台を回復したドル円は112円前半で底堅く推移しました。

 ドル円が112円を回復したことなど円安の恩恵は、トルコリラ円も享受できているようで、他のクロス円同様、欧州時間は堅調推移となっています。

トルコリラ動向

USD/TRY

 先日大きくドル高となってしまったドルトルコリラでしたが、本日の欧州時間以降、トルコリラ買いが優勢になっています。

 先日は3.970から3.955付近での推移が続いていましたが、17時頃には3.9360までリラが上昇。
 19時現在ではややドルが買い戻されて、3.945付近での推移となっています。

 エルドアン大統領の主席経済顧問であるセミル・エルテム氏の発言なども影響があった、と見るべきなのかもしれません。

 しかしこれでトルコ中銀に対する期待はいや増すばかりですが、これに応えられるのか……逆に少し心配でもありますね。

TRY/JPY

 28.20円台で膠着状態であったトルコリラ円でしたが、欧州時間に入りじわじわと値を上げています。

 ドル円での円安、ドルトルコリラでのリラ高と、非常に良い流れになっていますね。

 NZドル円以外のクロス円はほぼ全面高の展開なので、リラ円もその流れに乗り損ねなかった、といったところでしょうか。

 ともあれこれによりトルコリラ円は、一時28.50円台にタッチし、28円台半ばまで回復しました。

 19時現在では28.40円前後での推移となっていますが、果たしてこの流れは継続するのか否か。

 是非とも続いて欲しいものです。

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