トルコリラ円急落。独銀行等トルコへの融資減少、及び北朝鮮核実験示唆【トルコリラ円デイリーレポート2017年10月26日】

トルコリラ円急落。独銀行等トルコへの融資減少、及び北朝鮮核実験示唆【トルコリラ円デイリーレポート2017年10月26日】

■2017年10月26日のトルコリラ円動向■


《2017年10月26日 トルコリラ円チャート》

 NY時間に色々あったようで、トルコリラ円は急落しました。

 まずトルコでの問題ですが、どうもドイツ銀行や機関投資家がトルコへの融資を減少させる公算、という報道が伝わったことで、一気にトルコリラ売りになってしまったようです。
 これによりトルコリラ円はとうとう30円台割れに。
 先日の記事で書いた30.50円で踏み止まるところか、急落してしまいました。

 その後本日にかけてやや戻してはいますが、上がる雰囲気はあまり見出すことはできなさそうですね。

 またトルコとは別件で……ドル円に影響を与えるニュースも飛び込んできています。

 これまでしばらく沈黙を保っていた北朝鮮ですが、これが太平洋での大気圏核実験を示唆したとの報道を受けて、ドル円もまた急落しました。

 このため本日は北朝鮮リスクが意識され、リスク回避の流れからドル円は伸び悩む可能性が指摘されているようです。

ドル円動向

 先日114円を突破し、その水準を維持するかにみえたドル円でしたが、北朝鮮外務省高官のリ・ヨンビル氏によると、北朝鮮は太平洋上で水爆実験を行う可能性を示唆したことについて、文字通り受け取るべきだと指摘しています。

 前回、北朝鮮が大気圏内での水爆実験について言及したのもこの人でしたが……再び蒸し返しにきているようで、困ったものですね。

 ともあれこれにより、114円台をつけていたドル円は、NY時間に一時113.40円台まで下落しています。

 その後やや値を回復し、113.70円台でNY時間はクローズしましたが、本日はこういった報道が嫌気されてか、オセアニア時間は円買いの流れになっているようです。

USD/TRY

 ドルトルコリラは、トルコへの融資減少の報道を受けて急騰。
 一時は3.8050トルコリラを突破してしまいました。

 その後、急伸の反動からかトルコリラは買い戻されており、8時現在では3.7600トルコリラまで値を戻していますが、急騰前の水準には至っておらず、厳しい流れになってしまっていますね。

TRY/JPY

 ドル円が失速したことや、ドルトルコリラでの急激なドル買いにより、トルコリラ円は下落。

 特に融資減少の報道の際には急落しており、30円台を割り込んで29.80円台まで値を下げてしまいました。

 その後すぐに30円台は回復しているものの、30円台前半での推移が続いています。

 これまで円安に助けられていた感のあったトルコリラ円ですが、北朝鮮リスク再来につき、ドル円の上値が重くなってしまった現状、下手をすればどんどん下落しかねない状況になってしまっています。

 ドルトルコリラもリラは売られっぱなしなので……これは最悪の事態も想定した方がいいのかもしれません。

スポンサードリンク

トルコリラレポートカテゴリの最新記事