クルド独立住民投票の行方【トルコリラ円デイリーレポート2017年9月25日】

クルド独立住民投票の行方【トルコリラ円デイリーレポート2017年9月25日】

■2017年9月25日のトルコリラ円動向■


《2017年9月25日 トルコリラ円チャート》

 さて今週もスタートしましたが、初日から下落してくれているトルコリラ円。
 何とも幸先の悪いスタートとなりました。

 本日25日は、前々より懸案とされてきたイラクでのクルド独立を問う住民投票の日であり、すでに開始されている模様です。

 この住民投票は中東の不安定化や対立を深刻化するものであると、各国は警戒し、中止を呼びかけてきたのですが、そういった国際社会の声を無視する形で住民投票は強行されることとなったようです。

 投票は日本時間の午後2時にスタートし、午前0時には締め切られる運びとなっており、その結果は72時間以内に発表されるとのこと。

 結果については独立賛成が多数を占めるであろうと予測されているようですが、この結果に法的な拘束力はありません。
 それでも実施する目的というのは、このクルド自治政府にイラクや各国と独立交渉を行う権限を与えるためのようです。

 この住民投票の結果、クルド自治政府が公に独立交渉を開始したりすると、当然周辺国のクルド人にも影響を与えることになり、分離独立の気運が高まる可能性は充分に考えられます。

 トルコにももちろんクルド人はおり、しかも度々問題も起こっているわけでして、今回の住民投票がどのようなきっかけを与えてしまうか分かったものではないですね。

 そんなわけでトルコも住民投票に対しては大反対していたのですが、結局強行されることになり、この先地域の不安定化は避けられそうにもなさそうです。

 ただでさえどうしようもない危険地域だというのに、これでまた地形学リスクが意識されてしまったわけで、トルコリラは売られる運命になってしまった、という次第です。

ドル円動向

 本日のドル円は一時112円半ばまで上昇する場面もみられましたが、欧州時間に入り112円を割り込む水準にまで下押しされ、20時現在では本日のマイナス圏での推移となっています。

 米長期金利の低下や、衆議院解散に際し、安倍首相が厳しい選挙戦になる見通しを示したことなども材料にされたようです。

トルコリラ動向

USD/TRY

 ドルトルコリラは週明け、上窓スタートのまま埋めることなく東京時間を推移し、欧州時間開始と共に急騰しました。

 クルド住民投票が材料視されているかどうかはともかく、大幅なドル高になっていることは間違いありません。

 先々週あたりからトルコリラに対してドル高が進んでおり、8月中旬くらいの水準に戻ってきてしまっています。

 今年は何だかんだで下落トレンドになりつつあったのですが、ここらで戻してもらわないと嫌な流れになってしまいそうですね。

TRY/JPY

 ドル円がやや軟調なことや、ドルトルコリラにおいてトルコリラが売り込まれていることもあり、トルコリラ円は失速。

 これまで32円付近での推移から一気に落ち込み、31.70円台まで値を落としました。

 まだどうにか32円台回復を狙える位置ではあるので……どうにか戻してもらいたいものです。

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