トルコリラ円デイリーレポート 嗚呼32円、新たなる地形学リスクも【2017年9月19日】

トルコリラ円デイリーレポート 嗚呼32円、新たなる地形学リスクも【2017年9月19日】

■2017年9月19日のトルコリラ円動向■


《2017年9月19日 トルコリラ円チャート》

スポンサードリンク

 今週に入ってより、ドル円は堅調に推移しており、本日も112円を目指す勢いです。
 先週、先々週と騒がれた北朝鮮リスクも、やや和らいだ印象を受けますね。

 ところが……このような中にあって、残念なことにトルコリラは売られている、という状況になっています。
 そのためドル円は堅調にも関わらず、トルコリラ円は軟調推移しており、さえない状態が継続しています。

 単にドルが息を吹き返した、ともいえなくもないですが、一つトルコリラの懸念材料として浮上してきているのが、トルコならではの地形学リスクである、クルド人問題です。

 我が国では衆議院解散の話がにわかに出てきたこともあって、巷が何やら騒がしくなってきましたが、イラクのクルド人自治区において、独立を問う住民投票が9月25日に実施されようとしているとか。

 一見、トルコと無関係に思えますが、イラクはお隣の国であり、クルド人繋がりで関係大有りとなってしまっています。

 独立云々の話である以上、イラクもこれに反対しており、トルコにおいても反対が起こっていますが、クルド自治政府はこれを行おうとしており、地域の緊張が高まってきているわけですね。

 トルコにとって、クルドとは因縁浅からぬ間柄であり、たびたび問題も発生してきました。

 そんな中、ここで独立を問うといった住民投票を行えば、当然トルコ内のクルド人も影響無しとはいえず、民族間の対立をあおる結果になりかねないと、イラク、トルコはもちろんのこと、国連なども懸念を示しているようですが、クルド自治政府は強行するつもりのようで、これが新たな地形学リスクになりかねなくなっています。

 こういったことが影響したかどうかはともかくとして、トルコリラはドルに対して軟調に推移しており、トルコリラ円でもあっさりと32円を割り込む結果となってしまいました。

 嗚呼32円。

 このラインは本当に熾烈な争いの場となってしまっていますね。

ドル円動向

 本日のドル円も堅調に推移しています。

 連休明けとなった東京株式市場では、前週末比で400円近くも上昇し、日経平均は2万円を回復。
 これによりリスク選好的な円売りが強まりました。

 一時は111.80円台まで上昇し、112円を伺う勢いとなっています。

 とはいえ今後FOMCが控えているため、積極的な売り買いは控えられて、やや上値が重くなるかもしれません。

トルコリラ動向

USD/TRY

 先日のドルトルコリラは怒涛の勢いで上昇。

 オープン時よりも1%以上も上昇し、ほぼ3.5のラインまでタッチし、その後は3.4900リラ付近で推移し、本日に至っています。

 本日に入り、アジア時間は大人しかったものの、海外時間が開始されると再び上昇の機運を見せ始め、ドル高が進行。
 明らかに3.5のラインが視野に入っていますね。

 ここを抜けられるとこの先の展開もあまりよろしくないと思われるので……どうにか死守して欲しいものです。

TRY/JPY

 ドルトルコリラがかなり旗色悪い状況ですが、ドル円では円安が継続しており、多少の支えにはなってくれています。

 32円より陥落しつつも、どうにも32円付近に戻して辛うじて維持できているのは、やはり円安のおかげですね。

 ただこの円安の流れもいつなんどき反転するか知れないので、そうなった際にトルコリラが弱いままだと、一気に値崩れしてしまうかもしれません。

 とにもかくにも今はこのラインで頑張ってもらい、体勢を立て直してもらいたいところです。

スポンサードリンク

にほんブログ村 為替ブログ トルコリラへ
にほんブログ村

トルコリラ円おすすめFX会社

 トルコリラを扱っている、お奨めのFX業者であるXM。
 XMについての詳細はこちらにまとめてあります。

 トルコリラ円の扱いはありませんが、ドルトルコリラやユーロトルコリラなど国内のFX業者にはない通貨ペアも扱っています。

 それら以外にも55種類の通貨ペアとして、メジャークロスおよびエキゾチック通貨など豊富に取り揃え。

 海外FX業者ですが、世界23ヶ国に展開しており、日本語にも完全対応。
 英語が苦手な方でも問題ありません。

 トルコリラ円だけに満足できていない方は、一度お試しされてはいかがでしょうか。

デイリーレポートカテゴリの最新記事