トルコリラ円デイリーレポート 北朝鮮ミサイル発射への影響は限定的か【2017年9月15日】

トルコリラ円デイリーレポート 北朝鮮ミサイル発射への影響は限定的か【2017年9月15日】

■2017年9月15日のトルコリラ円動向■


《2017年9月15日 トルコリラ円チャート》

 数日前から北朝鮮ミサイルの発射の可能性は、ちょくちょくと報道されていました。

 そして本日早朝、北朝鮮はとうとうミサイル発射の暴挙に出ます。

 正確には日本時間の15日午前6時57分頃、平壌の順安付近から東に向け、弾道ミサイル1発が発射されました。

 このミサイルは北海道上空を通過。
 そして襟裳岬沖東方の約2200キロ付近に落下したとみられています。

 この緊急事態に日本政府は再びJアラート(全国瞬時警報システム)を発令。
 北海道から東北、北関東にかけての12道県にて、避難が呼びかけられました。

 今のところ、日本に何かしらの被害は出ていないとのことですが、このような事態にミサイルが通過した地域周辺の住まわれている方々は、大変な思いをされているかと思います。

 今回のミサイル発射は前回同様、日本上空を通過するけしからんものでしたが、数日前からミサイル発射の兆候や可能性は伝わっていたこともあって、前回のような反応には至っていません。

 むしろ、いつ発射するのかと思われていたミサイル発射が予想通りに行われたことで、アク抜きされたかのようになってしまい、いったんはリスク回避の円買いが進行したものの、その後切り返して円売りが強まる展開となりました。

 結局ドル円は堅調に推移することとなり、それに伴ってトルコリラ円も上昇し、本日は上値を伸ばしている状況です。

 北朝鮮リスクが市場に大きく受け止められなかったことは良かったとしても、現実のリスクそのものが無くなったわけではありませんので……現実での意識や心構えが必要なことは、忘れてはいけませんね。

ドル円動向

 先日のドル円は下落しました。

 先日は北朝鮮が「日本列島は核爆弾により海に沈められなければならない」などの声明を出したことや、ミサイル発射の兆候をみせ、その報道が伝わったことなどにより、上値は重く推移しました。

 しかし米8月CPIの結果が良かったことを受け、ドル円は急騰。
 111円台を突破します。

 しかしこれも一時的なことで、北朝鮮にまつわる地形学リスクが意識されると徐々に値を下げ続け、一時は110円割れ寸前まで下落し、110.20円台でNY時間を終えています。

 その後本日に入り、アジア時間早朝に北朝鮮がミサイルを発射。

 これによりリスク回避が進行して、ドル円は109円台半ばまで下落。

 しかしすぐに110円台付近まで戻すと、その後東京時間に入り、日経平均も最初小安く始まったものの、一巡後は買い戻しが入り、後場に入ってからも堅調に推移し、102.06円高の1999.50円まで上昇。

 ドル円もじわじわと上値を伸ばし、再び111円を狙うか、といった状況になっています。

トルコリラ動向

USD/TRY

 ここしばらくドルトルコリラではドル優勢で、トルコリラが売られる展開になっていました。

 先日も同様の流れであり、NY時間に米8月CPIの発表を受けて、一時3.4800リラ付近まで上昇。

 しかしその後はドル円が下落していったのにつられるようにして、トルコリラに買い戻しが入り、3.4350リラ付近までトルコリラは上昇しました。

 本日に入ってからは北朝鮮のミサイル発射の影響はほとんど無いようで、アジア時間から欧州時間にかけて、揉み合いの膠着状態が続いています。

 ちなみに本日16時にはトルコ6月失業率が発表されており、結果は10.2%と、前回と同じ数字になっています。

 また7月経常赤字についても発表され、7月は51.2億ドルと6月の38億ドルから拡大したものの、予想の52.71億ドルよりは下回ったため、やや好感されてトルコリラ買いになった模様です。

TRY/JPY

 このようなドル円、ドルトルコリラの影響のもと、トルコリラ円は緩やかに上昇しました。

 北朝鮮のミサイル発射時には、一時31.882円まで下落するものの、その後すぐに32円台を挟んだ水準に戻し、その後はドル円の上昇に従って32.20円台まで上値を伸ばしています。

 この32.20円台は、9月1日の雇用統計を受けて上昇した時の水準であり、ちょうど二週間振りに同じ水準にまで戻った、ということになります。

 本日は週末ですが、この後NY時間を控えており、このまままだ上値を伸ばせるのか、それとも下落するのか何とも言えませんが、せめてこの水準の維持して今週を終え、来週への弾みにして欲しいものです。

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