トルコリラ円デイリーレポート FOMC議事録、トランプ政権信任低下、スペインテロ、NECコーン委員長辞任の噂…リスク回避再び【2017年8月18日】

トルコリラ円デイリーレポート FOMC議事録、トランプ政権信任低下、スペインテロ、NECコーン委員長辞任の噂…リスク回避再び【2017年8月18日】

■2017年8月18日のトルコリラ円動向■


《2017年8月18日 トルコリラ円チャート》

 前日は私の仕事の都合で日付が変わるまでに帰宅できなかったので、レポートの方はお休みさせていただきました。
 本日まとめて報告です。

 前回のデイリーレポートを書いた時点までは、トルコリラ円にしろドル円にしろ、堅調に推移していました。
 トルコリラ円は31.40円台まで、110.90円台まで上昇していたわけですね。
 これがちょうど、FOMC議事録公開の数時間前の話です。

 で、公表されたFOMC議事録の結果を受けて……流れは180度変わりました。

 米インフレ率が予想よりも悪いとかで、今後の追加利上げに懸念が発生。

 などという内容により、ドル円が反応。
 一気に110円割れ寸前まで、叩き落とされました。
 約80銭ほど下落したわけですね。

 この時ドルトルコリラはさほど反応しなかったこともあり、トルコリラ円はドル円下落の余波をまともに受け、道連れとなって31.20円台まで巻き添えに。

 レポートで一応注意を、とか何とか書いていたとはいえ、こうも悪い方向に動くと嫌なものです。
 事前に何か有効な対策が打てていたわけではないですからね。

 ともあれ北朝鮮リスクが一服し、反転上昇したのも束の間で、このFOMCを契機に再び反転して下落。

 そしてFOMC以外にも出るわ出るわのマイナス材料のせいもあって、ドル円は気づいてみれば109円割れも視野に入るほどまでに下落継続し、クロス円も引きずり落とされている状況となっています。

 我らがトルコリラ円も、再び31円を割ってしまいましたしね。

ドル円動向

 17日の東京時間において、FOMCの結果を受けたドル円は109.60円台まで売られました。

 ただ一旦そこで切り返し、110円台前半まで値を戻す展開も見られたのですが、米トランプ政権の運営に対して不透明感が増したこを受けて、再びドル売りに。

 これはトランプ米大統領が白人至上主義団体と反対派の衝突により発生した事件に対し、「双方に非がある」などと発言したことを、内外から批判されるなどの事態になっているためです。

 これにより、ドル円は結局109円台へと失速しました。

 その後、スペインのバルセロナにおいてテロが発生。

 すでに容疑者二人は逮捕されたようですが、IS(イスラム国)が犯行声明を出し、テロの結果として13人が死亡し、100人以上が重軽傷を負ったとのことで、これもドル売りに拍車をかけたようです。

 その後、産業界首脳との戦略・政策評議会が、主要メンバーが脱退したことで解散。

 更にはゲーリー・コーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任するのではないか、という噂を受けて、米株やドル円が下落。
 ホワイトハウス当局者はコーン氏が辞任する意向はない、と述べたようですが、市場にとっては噂が出た時点でマイナス要因となってしまったようです。

 そんなこんなでマイナス要因オンパレードの一日だったわけで、ドル円は17日のNY時間は下げっぱなしとなり、109.40円台まで下値を拡大しました。

 10時現在、本日の東京時間が始まっていますが、ドル円の下落を受けて日経平均は231.36円安で寄り付くなど、大幅下落で始まっており、弱含みのトレンドは今日も続きそうな予感ですね。

トルコリラ動向

USD/TRY

 ドルトルコリラは、日足でみるとここしばらく膠着状態が続いているのですが、先々日はFOMCなどの影響でやや下げていたにも関わらず、先日はリスク回避の流れとなって再びドルが買い戻されてリラが売られることに。

 とはいえ大きな値幅ではなく、トルコリラ自体に大きく売り込まれる要因が無い点ではここしばらく変わっていないため、まだ安心できています。

 問題なのはやはり、ドル円ですね。

TRY/JPY

 ドル円の下落に引きずられた結果、トルコリラ円は下落しました。

 先週、北朝鮮リスクにより30円台半ば近くまで下落した時に比べればまだマシとはいえ、今週前半で伸ばした値はかなり巻き戻っており、本日に入ってよりは再び31円割れという結果になっています。

 東京時間では31円を挟んでの攻防が続いていますが、値が動き出す海外時間までに何か好材料でも出てこないと、再び下落トレンドに飲み込まれそうですね。

 今日は金曜なので、できれば31円台をキープしてクローズとなって欲しいところですが、どうなることか。

 とりあえず米国や米国大統領に、しゃきんとして欲しいものです。

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