トルコリラ円デイリーレポート コミー前FBI長官による上院での証言の影響は【2017年6月8日】

トルコリラ円デイリーレポート コミー前FBI長官による上院での証言の影響は【2017年6月8日】

■2017年6月8日のトルコリラ円動向■


《2017年6月8日 トルコリラ円チャート》

 本日6月8日は、ビックイベントが控えているわけですが、一つがロシアゲート問題にまつわるコミー前FBI長官による上院での証言であり、一つはイギリス総選挙ですね。

 今朝方、またまた北朝鮮がミサイルを発射していたようですが、弾道ミサイルではなく巡航ミサイルの類だったようで、戦略レベルではなく戦術レベルの次元の話であり、反応は無い様でした。

 コミー氏の方も、すでに議会証言原稿が公表されており、これを受けてドル買いが進行しました。
 早い話、とりあえず市場は大きな問題はない、と判断したようです。

 もっとも実際の証言の際にどんな発言が飛び出すか分からないこともあり、完全に不安が払拭されたわけでもないようですが、それでも警戒感が和らいだのは間違いないようです。

ドル円動向

 先日のドル円は安値を更新しつつも、その後反転上昇する動きをみせました。

 一時109.12円まで下落する場面もあったものの、NY時間にコミー前FBI長官による証言原稿が公表され、その内容がそこまで悪い内容でなかったこともあって、ドル円は上昇し、109.80円台まで上値を伸ばしました。

 その水準を守って、NY時間はクローズしています。

 本日の東京時間では、一時109円半ばまで下落する場面もありましたが、欧州時間に入ると再び上昇し、110円を突破。

 NY時間に入り、23時頃には米長期金利が上昇したこともあって、ドル円も上昇。
 一時110.38円まで上値を伸ばしました。 

トルコリラ動向

USD/TRY

 前日はトルコリラがドルに対してガンガン売られたのですが、その反動か、本日の東京時間はゆるやかではあるものの、トルコリラの買い戻しの流れとなっていました。

 16時発表された指標である、トルコ工業生産は前回に比べて良い結果ではあったものの、そこまで大きく反応することはなく、欧州時間は揉み合いが続きました。

 流れが変わったのはNY時間に入ってからで、トルコリラ買いが進行。

 一時3.5320リラまでトルコリラが買われ、23時現在では3.5350付近での推移が続いています。 

TRY/JPY

 トルコリラ円は、ドルトルコリラの方でややトルコリラ買いの流れであったこともあっれ、じわじわと回復する流れを見せました。

 一時30.800円台まで下落する場面もありましたが、徐々に持ち直し、欧州時間からNY時間にかけて上値を伸ばし、どうにか31円台を回復。

 NY時間に入ってからはトルコリラ買いの流れになったこともあって、31.10円台付近まで上昇し、23時現在ではその水準での推移が続いています。

コミー前FBI長官の証言

 このブログを書いている23時現在、コミー前FBI長官の証言がまさに行われているようで、チャートからはやや不安定な印象を受けます。

 一応伝わってきた内容によると、

 「米大統領は捜査をやめるよう要請していない」

 と証言したようです。

 その他にも、

 「大統領が妨害を試みたか、自分は述べる立場にない」
 「解雇の理由はまったくの嘘」
 「大統領は、ロシア・選挙調査を中止するようには要請していない」

 などと、伝わってきています。

 うーん、この証言から市場はどう判断するのか。

 ドル円は現在110円前半で、かなり激しく上がったり下がったりしているようで、落ち着かない動きをしてますね。

 果たしてこの先どうなるのか。

デイリーレポートカテゴリの最新記事