トルコリラ円デイリーレポート トルコリラは強いが円も強し【2017年5月31日】

トルコリラ円デイリーレポート トルコリラは強いが円も強し【2017年5月31日】

■2017年5月31日のトルコリラ円動向■


《2017年5月31日 トルコリラ円チャート》

 昨日はリスク回避の流れが強い中にあって、トルコリラは比較的踏ん張った感がありました。

 というのも昨日発表された経済指標であるトルコ4月観光客数の結果が、やたらめったら良いものだったんですね。

 前回が-3.96%で予想が-2.6%だったのですが、結果は何と+18.1%という結果に。

 予想との乖離が(いい意味で)そうとうあったわけで、これにはトルコリラも買いで反応しました。
 この流れを引き継いで、先日はトルコリラ買いが継続してくれたわけですね。

 ちなみに今日もトルコの経済指標である、4月貿易収支が発表されたのですが……これは残念、予想よりも悪い結果となりました。

 予想が-49.0億USDのところ、結果は-49.5億USDとのこと。

 この結果を受けてトルコリラは売られましたが、一時的なもので、その後しばらくしてすぐに買いが入ったようで、トルコリラの力は健在だというところをみせつけてくれました。

 このようにリラは頑張っているのに、ドルに対して円が強く、足を引っ張られている状況なわけですね。

ドル円動向

 その問題のドル円ですが、先日のNY時間において、、米個人消費関連の指標が良好で、111.20円台まで回復する場面もみられたのですが、米長期金利の低下や米消費者信頼感指数などが下振れし、110.60円台まで下落。

 その後徐々に値を戻すも、結局110.80円台でNY時間はクローズとなりました。

 本日のドル円は110円後半にて揉み合っていたのですが、正午辺りには米長期金利の上昇に伴ってドル円も上昇し、一時111.20円台まで上値を伸ばします。

 しかしその後は弱含み、再び110円後半に押し戻され、再びNY時間に入ると米5月シカゴ購買部協会景気指数や中古住宅販売保留件数指数といった指標の結果が弱かったことを受け、米長期金利が低下。
 これによりドル円は一時110.50円台まで下落する展開となっています。

トルコリラ動向

USD/TRY

 ドルトルコリラは先日よりトルコリラ買いが進行。

 弱いトルコ貿易収支などを受けて一時売られるも、その後売られた以上に買いも入り、一時3.5280リラ付近までトルコリラ高が進行しました。

 ただそれ以降はやや反発しつつあり、23時現在では3.5360リラ付近で推移しています。 

TRY/JPY

 トルコリラ円は、ドルに対してトルコリラが頑張る一方で、ドルに対して円も強く、結局横々が続いている状況です。

 NY時間に入ってからは円買いが進行しているため、トルコリラ円もやや苦しい展開ですが、それも先日よりは高い水準での揉み合いであり、昨日よりはやや安心感もある、といったところですね。

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