トルコリラ円デイリーレポート 来週のトランプリスクにやや警戒か【2017年5月26日】

トルコリラ円デイリーレポート 来週のトランプリスクにやや警戒か【2017年5月26日】

■2017年5月26日のトルコリラ円動向■


《2017年5月26日 トルコリラ円チャート》

 本日はポンド円を中心に、ドル円やクロス円などがさえない展開になっています。

 先週から市場を騒がせているロシアゲート問題によるトランプリスクですが、今週はそこまで大きく警戒されていない状況ではあります。

 しかしこのロシアゲートにおいて、クシュナー上級顧問(トランプ大統領の長女の夫に当たる人物)が捜査対象になっている、などと米国のメディア各社は報じており、警戒感がくすぶっていることは間違いないようです。

 また渦中の人であるFBI前長官・コミー氏が来週の30日以降に、上院情報委員会の公聴会にて証言する予定ともなっており、来週のこれらの動向に対し、本日に週末にきて、やや警戒感が増しているのかもしれません。

 そのためポジションを軽くするリスクオフの流れになっているようで、円高やドル高になっているようです。

 トルコリラ円もご多分に漏れず、円高ドル高トルコリラ安と、さえない流れになっています。

ドル円動向

 先日のドル円は、米株が堅調に推移したこと、またブレイナードFRB理事が「世界的に経済は明るさを増した」などと発言したことを材料に、112円付近まで上昇しました。

 しかしその後、OPEC会合の結果を受けて、原油価格が下落。

 これは米株にとっても重しとなり、さらに連動してドル円も111円半ばまで押し戻され、その後やや値を戻しつつ、111.800円台にてNY時間を終えました。

 東京時間に入ってからは、日経平均が軟調に推移したことや米長期金利が一段安になる状況で、短期筋の週末前のポジション調整があらかた済むと、その後ドル円は値を切り下げていく展開になっています。

 続く欧州時間では、欧州株の低下、また米株安観測などを受け、さらにドル売り円買いが進行。

 17時現在では111.100円前後と、111円を割れ込む寸前まで値を下げています。

トルコリラ動向

USD/TRY

 ドルトルコリラにおいては、先日の欧州時間よりドル高が進行しました。

 東京時間においても急激なドル高が進行。
 欧州時間に入ってももみ合っている状況で、17時現在で3.5740付近となっています。

TRY/JPY

 先日はドルトルコがドル高になる一方でドル円も円安傾向であったため、トルコリラ円はほぼ横ばいの状況で推移しました。

 しかし本日に入ってからは流れが変わり、ドルトルコではドル高、ドル円では円高、とリスクオフ的な流れが続いています。

 これは他のクロス円も同様で、特にポンド円などは大きく値を下げている状況です。

 これを受けてトルコリラ円は、本日高値の31.330円から、17時現在では31.100円付近と、軟調に推移。

 このままドル円が111円を割り込むようであれば、トルコリラ円もあおりを受けて、31円割れとなるかもしれません。

 週末を前に、今のところ嫌な流れになっているようです。
 欧州時間やその後のNY時間次第ではありますが、できれば安心して週末を迎えられるよう、できれば31円台は死守してクローズして欲しいところですが、果たしてどうなるか、ですね。

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