トルコリラ円デイリーレポート 今夜のFOMC議事録の影響は【2017年5月24日】

トルコリラ円デイリーレポート 今夜のFOMC議事録の影響は【2017年5月24日】

■2017年5月24日のトルコリラ円動向■


《2017年5月24日 トルコリラ円チャート》

 本日はFOMC議事録の公表ががあり、市場の注目が集まっています。
 その期待感からドル円は底堅く推移し、流れとしては堅調地合です。

 この議事録により利上げが前向きであることが確認できれば、恐らくドル円は上昇し、円安方向へと進むと思われます。

 円安はトルコリラ円にとって歓迎なのですが、問題はドルトルコリラの動きですね。

 もしこちらでドル買いで反応しようものなら、トルコリラ円にとっては下押し圧力の方が強くなってしまいます。

 今のところドルトルコの方ではトルコリラ買いとなっていますが、果たしてどう動くのか、何ともいえない状況ですね。

 ともあれ、本日の昨夜からの流れを振返ってみましょう。

ドル円動向

 前日のデイリーレポート作成時には、ドル円はやや軟調でした。

 ロシアゲート問題で、米大統領が情報当局にロシア疑惑の否定を依頼したなどという報道が伝わったことや、イギリスでのコンサート会場爆破事件などが、リスクオフ要因になったためです。

 ただし欧州時間、NY時間において、そのリスクオフの流れは続きませんでした。

 米金利の上昇に連れ立って、ドル円も上昇。
 111円後半まで一気に値を伸ばす展開となりました。

 どうやら今晩公表されるFOMC議事録への期待感などもあったようですが、本日の東京時間以降は公表を前にやや動きづらい展開にもなっているようで、欧州時間には一時112円を突破する場面もみられましたが、22時現在では111円後半での推移が続いている状況です。

 6月の利上げ期待が高まればドル円は上昇しそうですが、ロシアゲート問題もくすぶっており、強い押し上げ要因にはならないのではないか、という市場の見方もあるようですね。

トルコリラ動向

USD/TRY

 ドルトルコリラにおいて、先日のNY時間ではドル買いが進行しました。

 日付変更のあたりでは3.5600付近での推移だったのが、その後NY時間クローズにかけて3.5760付近まで上昇。
 ドル円などでもそうであったように、ドル買いの流れがやや強まりました。

 この流れは本日の東京時間おいても変わらず、じりじりと値を切り上げていく展開に。

 ただ欧州勢の参入と共に、ドル売り、トルコリラ買いが加速。
 22時現在では3.5600を割り込む展開となっています。

 本日は南アフリカランド円なども上値を拡大しており、新興国通貨がやや強含んでいるようですね。

TRY/JPY

 トルコリラ円は、先日のNY時間から東京時間にかけて、ほぼ横々と展開でした。

 ドル円とドルトルコでどちらもドル買いが進んだ結果、クロス円であるトルコリラ円はさほど値に動きがなかった、という状況です。

 ただ欧州時間にはいってドルに対してトルコリラが買われ始めると、上昇。
 NY時間に入ってもその流れは変わらず、22時現在では31.35円付近と、上値を拡大中であり、今のところ良い流れとなっています。

総括

 ドル円は再び112円を目指す展開となっており、円安傾向とはなっていますが、ドルトルコリラの方がFOMC議事録公開においてどう反応するかが今後のポイントになりそうですね。

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