トルコリラ円デイリーレポート 北ミサイル発射、リスクオフにはならず【2017年5月22日】

トルコリラ円デイリーレポート 北ミサイル発射、リスクオフにはならず【2017年5月22日】

■2017年5月22日のトルコリラ円動向■


《2017年5月22日 トルコリラ円チャート》

 もはや毎週恒例となりつつある北朝鮮のミサイル発射が、またもや強行されました。
 ニュースを耳にした時は、またかい、とかなりうんざりさせられたものです。

 ただ最近、市場はミサイル程度ではさほど反応しなくなり、私もそこまで身構える必要も無いと思っていましたが、実際そのようなスタートになっています。

 トルコリラ円はやや下窓でスタートですが、ミサイル問題があってもなくても月曜はいつもこんなスタートなので、さほど影響は無かったとみるべきでしょう。

ドル円動向

 先週のドル円は一時113円後半で推移していましたが、トランプ大統領の弾劾への懸念や、政策実行の不審感などから110円前半まで下落。
 ただ110円を割り込むことはなく、111円台を維持したまま先週はクローズ。

 今週に入り、21日には北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験を強行。
 しかし大きな影響はなく推移し、北朝鮮問題に対する市場の反応が低くなっていることがうかがえます。

 毎回繰り返してやっているので、ちょっとしたオオカミ少年状態になっているのかもしれません。

 まあ北朝鮮が嘘をついてるわけではありませんが、周囲がそれに慣れきってしまうといわゆる油断が生じ、さらにとんでもない事をやらかした時には周囲がパニックになる、という可能性もあるわけで、やや複雑なところですね。

 北朝鮮の問題でいちいち反応して欲しくない気もする一方で、かといって油断して有事の際に大暴落、というのも困りものなので。

 ともあれ本日のドル円ですが、前述した北朝鮮問題やロシアゲート問題など、リスクオフ要因は多数だったものの、日経平均が堅調に推移したこともあって、底堅く推移しました。

 欧州時間に入ってやや値を下げたもののすぐに回復し、21時現在では111.40円付近となっています。

トルコリラ動向

USD/TRY

 ドルトルコリラは、早朝上窓でスタート。
 その後、もみ合いながら一時は3.6000を狙う位置まで上昇したものの、その後下落に転じ、東京時間午後から欧州時間にかけて下げ幅を拡大し、21時現在は3.5600付近での推移となっています。
 
 ロシアゲート問題でリスクオフのドル買いが進んだ先週でしたが、先週末と本日をもって、もとの水準へと値を戻しつつあります。

 何だかんだいって、今のトルコリラは強いのかもしれませんね。

TRY/JPY

 この状況を受け、トルコリラ円は本日堅調に推移しました。

 スタート時こそ下窓スタートでしたが、すぐに窓を埋め、その後は31円台を維持しながら堅調に推移。
 ドルトルコリラでのドル売りにも助けられ、欧州時間からは上値を拡大中です。

総括

 今週のスタートとしいては、まずまずではないでしょうか。

 先週半ばを席巻したリスクオフが和らいでいるのは間違いないでしょう。
 しかし、油断はできなさそうです。
 
 コミー前FBI長官証言が今後予定されていますが、証言次第では上にも下にも跳ねるでしょう。
 特に暴落の危険性も秘めているので、それまでに変に下がって欲しくないところです。

 ちなにみ証言日は5月29日とのこと。

 来週ですね。
 せめて今週は何事も無く堅調にいって欲しいものです。

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