トルコリラ円デイリーレポート 今週の32円突破は無理だったか【2017年5月12日】

トルコリラ円デイリーレポート 今週の32円突破は無理だったか【2017年5月12日】

■2017年5月12日のトルコリラ円動向■


《2017年5月12日 トルコリラ円チャート》

 先日のNY時間から本日の欧州時間にかけて、トルコリラ円はいったん31.800円台まで値を上げるも、その後徐々に値を切り下げて、31円半ばで推移している状況となっています。

 ドル円においては円買い、ドルトルコリラではドル買いと、トルコリラにとっては面白くない状況が続いているようです。

ドル円動向

 まずはドル円の状況から。

 11日のNY時間には、米四月の生産者物価指数(PPI)が発表され、この結果が予想よりもかなり良かったことで、金利が急騰。

 これによりドル円は114円を突破して114.10円台まで上昇しました。

 ところが米小売大手企業の低調な決算を受けたことで、米株が大幅に下落。
 ドル円はこれにつられて大きく下落し、113.40円台と、114円突破から2時間足らずで50銭以上を値を下げることになりました。

 もっともドル円はそこで下げ渋り。
 米株が下げ幅を縮小したことや、原油価格が底堅かったことを受けて値を戻し、113.80円台でNY時間を終え、オセアニア時間へと移行します。

 オセアニア時間から東京時間に入ると、一時113.952円と、再度114円台をうかがうところまで値を伸ばすも、その後失速。
 そのままじわじわと値を切り下げる展開が続いているようです。

 ちなみに本日のNY時間には消費者物価指数(CPI)の発表が控えています。

 PPIの結果が良かったこともあり、6月のFOMCの利上げに関わってくるので注目されていると思われますが、それでも利上げはかなり織り込まれているようなので、反応は限定的かもしれません。
 それでも注目されている本日の指標であることには違いないでしょうが。

トルコリラ動向

USD/TRY

 トルコリラは米ドルに対し、NY時間は乱高下する結果となりました。

 PPIの結果を受けていったん上昇するも、その後すぐに下落。
 これはドル円と同じ動きをしています。

 ただし米天然ガス貯蔵の結果を受けて急騰。
 3.5900トルコリラまで上昇しました。

 しかしその後断続的に下落し、NY時間終盤には3.5700台で推移し、その流れは本日の東京時間いっぱい続くことになります。

 流れが変わったのは、欧州勢が参入し始めたあたりからで、ドル買いが加速。
 どうやら欧州通貨全般が売られている影響のようで、ユーロ円も下落し、トルコリラもそれにつられている感もあったようです。

 もっともユーロ円はその後値を戻し、20時現在では本日のプラス圏内まで浮上しています。

 トルコリラは3.6000台手前まで売られましたが、やや値を戻して3.5900台で推移している状況です。

TRY/JPY

 トルコリラ円はドル円、ドルトルコリラの影響を受け、さえない流れとなっています。

 本日の欧州時間には一時31.568円まで値を下げましたが、20時台ではどうにか31.600円後半にまで回復している状況ですが、この後に米指標を控えており、どう影響するか。

 本日は週末なので、それなりの位置でクローズして欲しいものです。

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