トルコリラ円デイリーレポート 米雇用統計など【2017年5月5日】

トルコリラ円デイリーレポート 米雇用統計など【2017年5月5日】

■2017年5月5日のトルコリラ円動向■


《2017年5月5日 トルコリラ円チャート》

 5日はS&P社トルコ格付け発表、またアメリカの指標としては米雇用統計が発表されました。

 トルコリラ円の一日の動きとしては、前半は大きく下落し、その後持ち直す形となっています。

S&P社トルコ格付け

 これを警戒してか、この日は最初、トルコリラ売りが断続的に続いていました。
 そのため一時は31.30円付近まで下落。

 雇用統計を警戒してか、ドル円の方も下落が続いており、クロス円は全般的に下落の流れでしたが、その後徐々に持ち直す形となっていきます。

 そしてS&P社のトルコ格付けですが、結果は前回と変わらず、というものでした。
 見通しはネガティブ。

 良い現状とはいえませんが、とりあえず更に格下げされることにならなかったこともあってか、トルコリラは買いで反応したようです。

 ともあれ一安心、といったところでしょうか。

米雇用統計結果

 さてもう一つは、一ヶ月に一度のビッグイベント。アメリカの雇用統計です。
 この先行指標であるADP雇用統計は、やや良い数字が出ていましたが、本命のこちらはどうなったかというと……。

非農業部門雇用者数
 前回9.8万人 予想19万人 結果21.1万人
失業率
 前回4.5% 予想4.6% 結果4.4%

 4月の米雇用統計は、よろしくなかった内容の前回に比べると、良いといっていい内容でした。

 これを受けてドル円はすぐに反応し、一時112.70円あたりまで跳ね上がったのですが、直後に下落。
 いったん押し戻されて、その後徐々に値を上げていき、結局112.70円辺りまで上昇しました。

 一方のドルトルコリラの方は、発表直後は米ドル買いで反応したものの、ドル円と同じくすぐに売りに転じ、ドル円以上に売り優勢となりました。
 その後、ドル円は持ち直しましたがドルトルコリラの方はそのまま売りが継続され、トルコリラ買いと円売り、といった、理想の形に。

 これを受けてトルコリラ円は上昇。
 クローズ直前まで伸び続け、31.70円付近と、値を回復して取引終了となっています。

 この日は前半、下げっぱなしだったこともあり、流れが変わりつつあるのかと心配されましたが、どうにか踏み止まってくれた印象ですね。

 あとは土・日と何事もなく月曜を迎えてくれればと願うのみです。

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