メキシコペソ円の見通しと資産運用

メキシコペソ円の見通しと資産運用

 メキシコペソはトルコリラや南アフリカランドと並び、高金利通貨として知られています。
 これをFXの世界ではスワップポイントとして享受することができるのですが、メキシコペソはこの三つの通貨の中でも最近注目を集めだしている新たな通貨です。

 というわけで管理人も、2017年11月よりメキシコペソ円でのスワップ運用に挑戦してみることにしました。

 トルコリラ円の運用はそれなりにやってきましたが、メキシコペソ円を触ること自体初めてであったこともあり、今回メキシコペソについてまとめてみた次第です。

メキシコペソの基本情報

通貨の名称・表記

 メキシコペソはその名称からも分かるように、メキシコの通貨です。

 ISO4217コードはMXN。

 日本での略称としては墨ペソ(ぼくペソ)とされているようですが、管理人は生まれてこの方耳にしたことがありませんね。

 ちなみにメキシコのことを墨西哥とも漢字表記されるため、その頭文字をとってそう略称されているようです。
 豪ドルみたいなものですね。

メキシコペソの歴史

 メキシコではもともとスペインの通貨が使用されていたのですが、1960年代に独自通貨であるペソが発行されるようになり、現在に続きます。

 しかし1970年代にインフレが進行。

 価値を大きく下げたペソは、1993年に1/1000のデノミネーション(デノミ)を実施することとなります。

 これにより新ペソと名称を変え、しかし1996年には名称をペソに戻し、現在へと至っているわけです。

メキシコペソ円の値動き

 メキシコペソに投資するにあたり、まず過去の値動きを確認してみましょう。
 現在の価値は過去に比べてどの程度のものなのかを把握しつつ、今後の見通しを考えていきます。

2017年11月第4週 メキシコペソ円資産運用実績

 上図は2003年から現在までのメキシコペソ円のチャートです。

 2008年代までは10円前後の価値を保っていましたが、2008年に一気に急落し、以降は7円台を挟んでの値動きとなっています。

 急落した2008年に何があったのかといえば、米国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングス(Lehman Brothers Holdings Inc.)が経営破綻したことに端を発した、連鎖的な世界的金融危機が発生しています。
 いわゆるリーマン・ショックです。

 この影響を受けた通貨はメキシコペソ円だけでなく、例えばトルコリラ円なども暴落し、その価値を下げました。

 オセアニア通貨などはその後価値を戻したりもしましたが、メキシコペソ円やトルコリラ円、南アフリカランド円などは回復することなく、常に史上最安値に近い水準での推移が続くことになっています。

メキシコペソ円の史上最安値は

 気になるのが、これまでにつけたメキシコペソ円の史上最安値です。
 チャートによると、2016年11月に記録した4.878円が再安値となっています。

 ではこの時何があったのかというと、米大統領選においてトランプ氏の勝利がありました。

 トランプ大統領は大統領就任前から隣国メキシコに対し、かなり強硬な政策を取ることを明言してきたこともあって、メキシコペソが大きく売られる要因になったようです。

 しかしこの2016年11月を底にして、徐々に回復してきています。

 2017年現在では約6円の位置にあるので、1円ほどはメキシコペソ高・円安になっているわけですね。

 2016年の通貨安時には、メキシコ中銀も当然警戒し、利上げによる通貨防衛を行っています。

 再安値を更新した2016年11月にはその年4回目の利上げを実施し、政策金利は5.25%に上昇。
 以降も利上げは行われ続け、2017年6月には7.00%まで上がっています。

 このような経緯もあって、メキシコペソは現在通貨の価値をやや回復させつつ、また高金利通貨の一角ともなったわけですね。

メキシコペソへ影響する要因

 メキシコは中南米の新興国であり、銀や鉛、石油などの天然資源が豊富です。
 これらはメキシコ経済を支える産業となっており、またそれらに従事する人口についても増加しており、日本とは異なり若年層が多いことも特徴です。

 外的要因としては、隣国の米国の影響を多大に受けることが特徴の一つです。

 特に経済での関係は強いのですが、一方で治安は決して良いとはいえず、米国への不法侵入や麻薬密輸などの問題がついてまわり、両国の関係悪化の一因ともなってしまっています。

 トランプ大統領による、メキシコ国境の壁問題などは、まさにこの典型ですね。
 ちなみに国境の壁自体は一部で以前から設置されており、両国の国境3,201kmのうち、930kmはすでに壁ができています。
 当然トランプ大統領就任以前からの問題であることが分かります。

 ともかく米国との関係はメキシコペソに大きな影響を与えるため、常に注意しておく必要があるようです。

メキシコペソ円の資産運用について

 ここ10年ほどでみれば、メキシコペソは割安圏内にあることは間違いありません。

 FXでの取引の場合、証拠金が非常に安くて済むのがメリットです。

 スワップポイントでの運用を第一に考えるのであれば、当然長期保有となってきます。
 となると、為替変動による下落のリスクをまず念頭に入れなくてはなりません。
 
 スワップポイントでの運用の場合、最悪の事態はいわゆる強制ロスカットですので……最悪どのまで下落し、それに耐えられる資産を算出し、レバレッジはどの程度まで許容できるか判断しなければなりません。

 その際に一つの参考になってくるのが史上最安値ですね。
 現在のメキシコペソ円の史上最安値は上述したように、4.878円です。

 2017年11月現在のメキシコペソ円は約6円ですので、仮にレバレッジ2倍で運用するならば、3.0円まで下落しても耐えられることになりますから、かなりリスクは低減すると思われます。

 4.0円や、再安値付近の4.8円あたりを目処にするのならば、もっとレバッレジを上げることができるので、資産運用の効率は増しますが、当然リスクも上がってきます。

 このあたりの兼ね合いをどうするか、ですが、管理人はメキシコペソ円初心者であり、まず10万通貨での運用を考えていたので……レバレッジ2倍でするとなると、必要な資産は300,000円となってるわけですね。

 というわけで、まずはこれでしばらく様子をみたく思っています。

 またメキシコペソ円は購入価格が安いのも魅力なので、最初の10万通貨を元に、レバレッジ2倍を維持しながら少しずつ買いましていく予定です。

 1メキシコペソ=6円として、仮に1万通貨追加購入するならば、同時に30,000円の資産を追加する、という形ですね。

 トルコリラ円と違い、購入価格の安さを最大限に利用するためにも、低レバレッジでの積立運用が向いているのでは、と管理人は考えていますので……とりえずそのように実施していければと思っています。

 資産運用実績については週一で報告していく予定です。

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