新規失業保険申請件数とは

新規失業保険申請件数とは

 新規失業保険申請件数(しんきしつぎょうほけんしんせいけんすう)
 英名:Initial Jobless Claims
 発表国:アメリカ合衆国(米国)
 発表先:アメリカ合衆国労働省
 重要度:C
 発表時期:毎週木曜日NY時間8:30
      日本時間21:30(米・夏時間)
          22:30(米・冬時間)
 発表内容:失業保険給付の申請数

アメリカ合衆国労働省 米新規失業保険申請件数とは、全米で一週間で新しく失業保険給付を申請した件数のことです。
 この新規失業保険申請件数は毎週木曜日にアメリカ合衆国労働省より発表されています。

 これは失業した人が初めて失業保険を申請した件数であり、失業者が増える=失業保険給付件数が増加、という相関関係があるため、米国の雇用情勢を知ることができる、というわけです。

目次

概要

 週間で発表(一ヶ月で4~5回)されるため、これを追っていくことで失業者の推移を捉えることができます。
 週次のため速報性がある一方、一週間だけの数字だけでは状況を計りづらいこともあって、トレンドを掴むために、四週間移動平均などが参考されています。

 この指標は一般的に米雇用統計の失業率の先行指標として用いられ、2~3ヶ月の先行性があるといわれています。

 申請件数が40万人を超えるかが、雇用環境悪化の分岐点とされているため、この40万人を超えるとネガティブである、と判断されます。
 逆に40万人を下回ると、雇用統計の非農業部門雇用者数が持続的に増加する、といった傾向もみられるようですが、時期によって(季節要因として、祝日や祭日、天候など)も変わってきており、40万人ではなく30万人が目安になることもあるそうです。

 新規失業保険申請件数は通常、為替市場に与える影響は大きくありません。
 しかし雇用統計直前の新規失業保険申請件数は注目されるため、注意が必要です。

 一ヶ月の始まりは、水曜に発表されるADP雇用統計から始まり、木曜の新規失業保険申請件数、そして金曜の米雇用統計、という流れで推移していくことになります。

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